CotEditorは様々なタイプの改行を扱えます。基本的にはCotEditorは一貫して、書類ごとに設定した単一の改行コードを改行に使います。
CotEditorは以下の文字を改行の区切りとして扱います。
| 記号 | Unicode名 | コードポイント | メタ文字 | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| LF | Line Feed | U+000A |
\n | UNIXや現在のmacOSで標準的な改行コードです。 |
| CR | Carriage Return | U+000D |
\r | クラシックMac OSで使われていた改行コードです。 |
| CRLF | – | U+000D+U+000A |
\r\n | CRとLFを組み合わせた改行コードです。主にWindowsで使われています。 |
| NEL | Next Line | U+0085 |
EBCDICというIBM系の文字コードで使われていた改行コードです。デフォルトでは非表示。 | |
| LS | Line Separator | U+2028 |
Unicodeで行(line)を分ける記号として定義されている制御文字です。デフォルトでは非表示。 | |
| PS | Paragraph Separator | U+2029 |
Unicodeで文章(paragraph)を分ける記号として定義されている制御文字です。デフォルトでは非表示。 |
NEL, LS, PSの後者3タイプは実際にはファイルの改行文字としてはほとんど使われることはありません。そのためCotEditorではこれらの改行コードは選択肢からは非表示になっています。
一方VT(U+000B)やFF(U+000C)は、CotEditorでも視覚的に改行を伴う文字でありますが、改行コードとしては扱いません。
新規書類で使うデフォルトの改行コードは「フォーマット」設定で設定できます。この設定は、開いた書類に改行が含まれていなかったときにもその書類の改行コードとして使われます。
CotEditorは書類で使われている改行コードを自動で検知し、その書類の改行コードとして編集時の改行に使用します。
もし書類に改行コードが混在していた場合は、CotEditorはそれを通知しハイライトします。詳しくは、「混在する改行を探す」を参照してください。
書類で使われている改行コードは以下の場所で確認できます:
書類の改行コードは以下の場所で変更できます:
NEL, LS, PSなどの非表示の改行コードは、Optionキーを押しながら改行コードメニューを開くことで選択できるようになります。
ユーザが改行コードの違いを意識しなくて良いように、基本的にCotEditorは、改行には書類の改行コードのみを使用します。たとえCotEditorスクリプトや正規表現での置換などで書類の改行コードとは異なる改行を含むテキストを挿入したときさえも、CotEditorは暗黙で挿入されるテキストに含まれるすべての改行コードを書類の改行コードに揃えてから書類に挿入します。
現時点では、CotEditorで書類と異なる改行コードを挿入する方法は以下の2種類しか提供されていません: